良い一日でしたか?
いよいよ明日は仕込み日ですね!
という事で、ぎりぎり前日に…仕込み方のお話をしておきます。
多分、普通にどぶろくの作り方でググると、簡単に出てくる有名なレシピがあると思います。
私のレシピが米麹250gなのをみて、改めて最初はこのレシピのお世話になったんだったかなと思い返してみました。
もうかなり前の話で、最初どうやって始めたのかもさえ覚えてはいませんが、今では私なりにちょこちょことアレンジしながら作っています。
あ、正確にはもうあまり作っていません。
菩提酛つくっちゃったら、もうそればっかりです(汗
とはいえ、今回は皆さんにはアルコール発酵の世界へのご招待、発酵食品を体に取り入れるという事、自分で作ってみるという事に重点を置いているので、いかに美味しいお酒をつくるという事をメインに考えていないという所もちょっと念頭に置いておいてください(汗
でも料理に使える万能調味料~!!!
偉いそこばっかり強調するけど、そんなに美味しくないお酒作るの?って感じですよね(笑)美味しくないと思う人もいれば、こればっかりもう何年も作っている方もいらっしゃいます。
正式に存在する、れっきとした方法です。
そうそう。日本では醸造は法律で禁止されているというの、ご存じですか?
この訳の分からない法律が、現代の今でも生きているというこの世の中。
日本の皆さん、出来上がったお酒にお塩を入れて、「料理酒」にするのを忘れないでくださいね。っていう建前をこちらでもご紹介してみました。うふふ。
「建前」←日本在住の皆さん向け
海外在住の皆さんは、そのような法律は存在していませんのでご安心を。
どぶろくジャンジャン作って、この文化を後世に残しましょう!
って、仕込み方の説明をしなきゃでしたね!
現在参加者、90人以上! もうね、ビビります。
通常の講習会なら皆さんの特徴を読み取りつつ進めるのですが、流石に今回はそこまで行くことが出来ませんが(汗
この中の皆さんというのは、
発酵について知っている人も、知らない人も、様々な人が混じっていますね。
そんな皆さんの為に、
今回ステップアップ形式にしてみます。
自分ならどのステップまで行けるかな?って想像してみてください。
Aと、Bと、Cの段階にて表示してみます。
どれも、濁酒の作り方です。
A~Bへ、B~Cへ、行けそうな人は行ってみて。
A止まりでもB止まりでも何も問題なし。全然大丈夫。
ちゃんとできるから!
意味解るかな??
まず、「難しいこと一切言わないで~!!簡単ならやる。」という方に対してご説明します。こちらがAの方法
作り方の説明ーA
非常に簡単にシンプルステップで行きます。
30分以上浸漬した3合のお米を、2合のお水で炊飯器にセットして炊き、容器の中に全部の材料を入れて混ぜる。
(ごはん、ある程度冷ましてから入れてね。あつあつはダメよ!)
以上です!
簡単でしょ?
ちょっとワイルドすぎる説明かなぁ、当たり外れがあるかも?!(笑
うーん、もちょっとだけ説明加えましょうか。
作り方の説明ーB
●お米は、最低でも30分は水に浸漬してください。
(蒸そうと思っている人は、一晩位浸漬して!!)
それから水を切り、炊飯器にいれて2合の目盛りまで水をそそぎ、普通に炊きます。
(蒸そうと思っている方、芯がなくて柔らかく美味しくなるまで蒸してください。何分位?どんな蒸し器を使うかによります。どうしてもわからないー!方はいつでもメッセージまってますよん)
●その後、Aと同じように全部の材料をコンテナーに入れて混ぜるのですが、全部仕込み終わった時のどぶろくがある程度暖かい状態になるように、調整してみよう。
熱すぎず(微生物死ぬよ)、冷たすぎず(最初のキックスタートがちとおそーなるよ)
お水の中に炊いたご飯を入れた状態で指を突っ込んで(手洗ってね)手がピリッと来たら熱すぎです。お風呂位の温度(40度)どんな感じか解りますね?あの感じになればおーけー。ぬるま湯って感じの温度です。それから麹を入れてください。(ここで温度はさらに冷える)
そこにイースト菌と乳酸菌入れて良く混ぜたら終了。(出来上がるころにはある程度あたたかいどぶろくとなる)
要するに、水をコンテナーに入れる→お米を入れてお水の温度を調整する(約40度)→米麹を入れる→乳酸菌とイーストを投入。よく混ぜて、どぶろくが温かい状態で終了。
、
これで大丈夫そうかな?
オッケーだと思ったら、もうここから先は読まない方がいいです!(爆
もしここから先を読んで、「あーめんどい、これ以上必要ないならやらないー」ならこのBの部分に戻ってきてね。いずれにせよ、アルコール発酵はしますから!
この先は頭がこんがらがるかもしれません。
まだまだ大丈夫よ?というあなた。
そんなあなたにご用意しました。Cのチョイスです。
作り方は上記と同じなんだけど、ちょっとステップが増えて、ちょっと気を付けるところが出るだけだから、やっぱりそんな大したことじゃないよ。
頭の中を一度、ゼロにしましょう。
●お米は、最低でも30分は水に浸漬してください。(詳細はBを参照)
●コンテナーにお水と麹を入れておき、麹水を作っておく。この中に乳酸菌も入れておきましょう。それから待つ事1時間。これで酵素が水に溶け込みます。
●事前にある程度温度を下げたごはん(炊飯器で3合のお米を2合のお水で炊いたもの)をいれて、イーストを入れて混ぜる。仕込終了温度が20度以上になるように温度と時間を調整して入れてください。
時間と温度の調整がキーです。麹水が出来上がるタイミングまでには、お米を炊く/蒸す→ある程度冷やすまで終わらせます。
以上。
どこまでやるかは自分次第。
パ二くるならAまでで十分!
Bもやってみる?
Cでもまだ簡単?!
どこまででもいいよ~
やってみて。
そして、感想をお聞かせください。
そして、みなさんにはぜひとも仕込んだ様子、仕込んだ後の写真をアップしてもらいたいと思います。
せっかくだから参加してね?
さ。仕込みが終了したら、最後にこれを付け足しましょう。
どぶろくに触れて、美味しくなってねと念を送ってください。
ありがとうって。 心穏やかに。
これが結構、効くのよ~
レシピの確認です。
お米 3合
きちんと浸漬に時間を取らないと、芯のあるごはんになってしまいます。浸漬時間が待てないからと、日本酒おちょこ1杯いれて炊くと柔らかくなると言う方法も存在しています。いや、浸漬時間くらい待って、ちょっと落ち着こか?って私は思いますが。。作る時間って、Meditationみたいだなって思うんです。待ち時間も含め。
でもでも、日本酒おちょこ一杯試してみたい方是非お試しあれ!
米麹 250g
米麹の違いで、全く違う味のどぶろくが出来上がります。えれぇ違います!
でもいいの。今回はなんでもいいからとりあえずやってみないとね!
お水 800ml~1L
勿論こちらもこだわればどこまででも~!
大まかに、お水の量が少ないと甘くなり、多いと辛いお酒になりやすくなります。
乳酸菌 大1もいらないですね。少なくていいと思います~
お米のとぎ汁乳酸菌、お米を浸水した水(リジュベリックって名前です)
私の乳酸菌強いわ!って方は少なめに、いやあ弱いわぁーって方は多めに。
酵母 ー ドライイースト
3g~4gほど
少ないとゆっくり発酵が進み、多いとばーん!と進みます。
巷のレシピでは、6gとかあるんですけど。。。
少なくて良いと思うんです。私は。という事で、これが私のレシピ。
私の乳酸菌、ちょっと弱くないー?って人は4g、強いわ!って方は3gって入れてみましょうか。(イーストの量の話していますよ)
出来たどぶろくは、お部屋の中のどこか良く見えるところに置いておいてください。
じわり、じわりと活動が始まります。
またまた、みなさんにはどぶろくの様子を写真と共にレポートしてもらいたいと思っています。
皆さんに、レポートして貰いたいタイミングは、こちら。
●まずは仕込んだ直後の様子
●1時間後の様子
●6時間後の様子
●12時間後の様子
●24時間後の様子
全部じゃなくても大丈夫だけど、どれか一つでも教えてもらえると、嬉しいです。全部だと、わたくし泣いて喜びます♪
明日(木曜日)の夜仕込んでもらいたいと思っていますが、仕込んだらそのままじっとさせ、一晩明けて朝になって、混ぜてほしそうにしてたら混ぜてあげてください。(どぶちゃんに聞いてみて♪)混ぜる時には味の変化もちゃんと確認してくださいね。
美味しくなったら出来上がりです。ご自分のお好みで。
最初は甘いドリンクに(甘酒ですね)
時間が経つとどんどん辛くなります。
あまり置かずに、絞っちゃった方が良いと思います!!
わくわく~!
仕込むのは、明日の夜!せっかくですから一斉にやりませんか♪
この週末のEasterは、皆で濁酒の変化を楽しんでください。
一応、そういう意味も含めてこの日程でこの企画を計画したんです♪
明日のリンクは午前中にでも、お米のとぎ汁乳酸菌についてのお話をしますね。
ではでは、おやすみなさい(はやっ
2020年4月8日(水)
しおりでした!