(last updated Mar21 2021)
仕込み方法について説明します!
すべての材料と道具をテーブルの上に出して下さい。
材料と道具については、この前のリンクの、1.材料と道具についてをご参照ください。
(2021年度分の仕込み配分はこちらになります)
ー醤油麹 500g
ー塩 182g
ー水 800g
ー容器 1.5L 以上
(16水、14%の塩で、塩分19%、醪13%の配合….2021.Mar 21)
ースケール、計量カップ
ー混ぜる用のへらなど
ー北米は乾燥しているし、これより少し多めにお水入れておくのも手ですー
さて、いよいよ仕込みますよ!
1.容器に計量した水と塩を入れて、塩水を作ります。
良ーく混ぜて、出来るだけ塩を溶かしてください。
(ここまで、醤油麹が届く前に終了させておくと良いかもしれません)
2.その中に、醤油用麹をざざっ!と全部入れてしまいます。
ごわーっと緑の煙が出るでしょうが、ご安心あれ。
3.よーく混ぜ合わせれば、完成です!
ほら、もう終わっちまったよ。。。
簡単でしょ。
それではいくつか注意点を。
1.麹は本当は出麹使いと言って、出来立てほやほやをすぐさま仕込むのが一番理想とされています。
私の方からは、出来上がったらすぐにお届けしたいと思っています!
皆様の方では、醤油麹以外の材料や道具を事前にご用意いただき、醤油麹が届き次第すぐにでも仕込んでもらえればと思います。
とはいえ、明日配達するよーって人は、大丈夫かなぁ。
明日はちょっと無理、改めてリスケして!って方はお気軽にお知らせくださいね。
遠方の方はどうしても数日かかってしまうでしょうから。。。ちょっと乾燥させてから、真空パックにして郵送しますね。
でも届いたらすぐにでも使ってくださいね。
日本でも乾燥した醤油麹が出回っています。
出麹使いはただ単に贅沢な使い方なだけであり、そうしなくても出来ますのでどうぞご安心くださいね。
2.醤油麹は、基本緑色です。
アスペルギルスソーヤというお名前の麹さんで、もともと緑色をしています。いつもの米麹に使われるオリゼーさんとは違う種類です。が、同じアスペルギルス属なので、親戚みたいな感じですかね。
ソーヤは、大豆に含まれるたんぱく質を分解するのが得意で、旨味をたくさん出す特徴のある菌を採取して培養して作られました。
この麹菌、もわっ!と凄い煙みたいなのを出すんです。実際手に取ると解ります。
私はもう以前から、この醤油用の緑の菌が怖くて怖くて(わはは
というか、気持ち悪くない?みどり!むっちゃカビらしいじゃーん!
という、人種差別ならぬ菌種差別なわたくしですが、今回醤油の講習会をするにあたって相当醤油麹を作るので、かなり仲良しになりました。
って、余談が多すぎですが。
このもわっとした煙を吸いたくないようであれば、事前にマスクを用意しておくことをお勧めします。
醤油蔵で働く人でも、この粉塵にどうしても悩まされる方もいらっしゃったりします。
私はアレルギーも特にない健康体だからか?!特に何も起きないですが、ちょっと体の弱い方、気になる方は最初からマスクを手に入れてくださいね。
えっ。ゴーグルもいるかな?目を守るために?!
何か危険物を扱っているみたいになりつつある??(笑
勘違いされては困りますが、体に害のあるものではありません。
天然の、粉です。
さて、出来上がった代物。
なに、これが醤油になるの??
なんじゃ、この混ぜ具合?
みたいな感じに仕上がったら、それでおっけ!
お疲れさまでした。
それでは皆様、醤油づくりを存分にお楽しみくださいませ~!